2026 年 53 巻 3 号 p. 192-200
【目的】本研究では生活期リハビリテーション(以下,生活期リハ)を利用中の高齢者におけるSelf-efficacy for Home Exercise Programs Scale(以下,SEHEPS)の検者内信頼性を検討することを目的とした。【方法】訪問リハビリテーションまたはデイケアを利用する高齢者を対象にSEHEPSを測定し,初回評価から2週間以内に再評価を行った。信頼性の検証には級内相関係数,標準誤差およびBland-Altman分析を用いて系統誤差の検討を行った。【結果】級内相関係数は0.84(95%CI : 0.78 to 0.89),標準誤差は7.9(95%CI : 7.0 to 9.2)であった。固定誤差はなく(p=0.23),比例誤差が認められた(p<0.05)。【結論】SEHEPSは生活期リハを利用する高齢者においても信頼性の高い評価指標であり,自己効力感の変化や介入効果を検証する上で有用であることが示唆された。