2026 年 53 巻 4 号 p. 238-246
【目的】本研究の目的は実績指数算出支援のために回復期リハビリテーション病棟における脳卒中患者の退棟時Functional Independence Measure(以下,FIM)運動項目合計点を,入棟時の基本情報とFIMからランダムフォレスト法により予測し,精度を検証することを目的とした。【方法】脳卒中患者304名を対象とした。説明変数を性別,年齢,Body Mass Index,入院前要介護度の有無,発症から入棟までの日数,入棟時FIMの各下位項目,入棟時FIM運動項目合計点,入棟時FIM認知項目合計点,入棟時FIM合計点とし,目的変数を退棟時FIM運動項目合計点として予測モデルを構築した。学習データ213名,テストデータ91名で精度を評価した。【結果】学習データにおける予測精度は決定係数(以下,R2) 0.86,テストデータはR2 0.85であった。【結論】入棟時の基本情報および入院時FIMから,退棟時FIM運動項目合計点を,過学習を抑制しながら高精度に予測できることが示された。