抄録
本研究の目的は大腿四頭筋訓練器を用いて膝関節伸展屈曲運動を行った場合の負荷量が運動速度及び個人により異なるかどうかを明らかにすることである。大腿四頭筋訓練器を膝関節運動中の負荷量と角度変化がKin-Comに取り込めるように改良したものを測定に使用し、健常女子学生20名に対して4種類の速度で膝関節の伸展屈曲運動をそれぞれ13回ずつ行わせた。結果、各速度における負荷量の値はp<0.01にて有意差が認められ、各被検者間での負荷量の値もp<0.01にて有意差が認められた。以上により、大腿四頭筋訓練器を用いて膝関節伸展屈曲運動を行った場合の抵抗パッド部分への負荷は、運動速度の違い及び個人により異なることが示された。