抄録
左右下肢の荷重量における不均等は,反復起立動作の運動強度に影響を与えると考えられる。本研究では,下肢荷重量の配分の違いが反復起立動作の運動強度に及ぼす影響を検討した。対象は健常成人男性12名(平均年齢22.7歳)。測定課題は重心動揺計を用いて下肢荷重量をモニタで確認し,一側下肢の荷重量を体重の50%,60%,70%に調節して反復起立動作を行った.設定荷重量の増加に伴い,酸素摂取量,心拍数で有意な増加を認めた。荷重量の左右不均等は,起立動作の不安定性を増大させ,運動時の運動強度を増加させると考えられる。