東北文化学園大学 医療福祉学部リハビリテーション学科
2006 年 21 巻 1 号 p. 75-79
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基本動作の運動協調性を運動学だけでなく運動力学(筋トルク)のレベルで議論した。多関節運動の場合に発生する相互作用トルクを定義して,その意義と役割をリーチ動作を例として説明した。相互作用トルクは小脳失調症などの運動協調障害の説明にもなりうる。相互作用トルクは多関節運動に関してベルンシュタインが指摘した反力現象の1例であり,その解明は今後の理学療法学に新たな展開をもたらすであろう。
理学療法のための運動生理
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