抄録
〔目的〕急性期病院における理学療法(PT)部門のリスクマネジメント(RM)の環境について客観的に類型化し,現状を把握することである.〔対象〕福祉保健医療情報ネットワーク事業の登録病院8,818施設の中から診療科目,および検査・治療条件で検索し,自動的に抽出された247施設とした.〔方法〕病院とPT部門の構成,RM機器,帳票類,病院機能評価の認定,PT部門の看護師の有無を郵送法により調査し,クラスター分析によって類型化した.〔結果〕有効回答は148施設で,7つのクラスターに類型化できた.部門内の施策の多寡に伴って,病床数に有意差がみられた.RMの配置機器の種類によって職員数に有意差がみられた.〔結語〕各クラスターの特徴は、PT施設の設置基準や特定機能病院の承認に左右される部分があった.