抄録
〔目的〕PBLテュートリアルに対する好感度および取り組み状況に関する各項目間関係および潜在的な共通因子の影響について検討した.〔対象〕4年制大学理学療法学科の3年生56名とした.〔方法〕PBLテュートリアル実施後,好感度と取り組み状況に関するアンケートを実施した.〔結果〕好感度では学習のしやすさは他の全項目との間に,取り組み状況ではグループ討論での各作業の間に有意に高い相関がみられた.好感度には2つ,取り組み状況には4つの共通因子がみられ,累積寄与率は50%前後であった.〔結語〕PBLの好感度と取り組み状況は互いに関係している部分が多く,臨床で必要な能力が関係していることが示唆される.