抄録
〔目的〕養成専門学校において,予習映像と講義を組み合わせた学習方略の導入にあたり,学生の予習行動および個人因子を把握,分析することにより,今後の課題を明らかにすることとした.〔対象〕某専門学校1学年の学生40名とした.〔方法〕社会福祉学の講義において,予習講義映像を講義開始前に配信し,予習行動を観察した.次に,これと「主要5因子性格検査」との関連を分析した.〔結果〕判別分析の結果,学習者の予習頻度において「外向性」,「勤勉性」,「情緒安定性」が選択された.また予習完了時期においては「勤勉性」,「知性」が選択された.〔結語〕学習者の「外向性」,「勤勉性」,「情緒安定性」が予習行動の頻度,また学習者の「勤勉性」,「知性」が予習完了時期の予測モデルになることが示唆される.