理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
足部内側縦アーチの違いが歩行周期,歩行中の足圧中心軌跡に与える影響
増川 武利井上 茂樹河村 顕治
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 33 巻 2 号 p. 327-330

詳細
抄録
〔目的〕足圧分布計測システムを有するトレッドミルを用いて,足部内側縦アーチの高さの違いによる歩行動作の特徴を検討することを目的とした.〔対象と方法〕健常成人26名を対象にアーチ高率の測定を行い,low arch(LA)とnormal arch(NA)の2群に分類し,歩行分析の結果を比較検討した.〔結果〕NA群に対してLA群の歩幅,重複歩距離,歩行速度,単脚支持期中の足圧中心軌跡長に有意な高値を示した.また,両脚支持期の期間に有意な低値を示した.〔結語〕内側縦アーチの低下した扁平足は歩行中の前方推進力を低下させる要因でないことが示唆された.
著者関連情報
© 2018 by the Society of Physical Therapy Science
前の記事 次の記事
feedback
Top