抄録
〔目的〕臨床実習指導者が感じる困難ならびに効果的と考える指導方法について明らかにする.〔対象と方法〕実習指導者の経験のある理学療法士16名に対し半構造化面接法を行い,内容分析した.〔結果〕指導上の困難・問題では,【A④学生の情意面,実習態度,学習姿勢の問題】,【A⑪指導者としての資質や指導力の問題】などの15カテゴリーが形成された.効果的な指導では,【B⑦学生の能力に合わせ,段階的に経験を積ませる指導】,【B⑭実習の課題に関する意見】など17のカテゴリーが形成された.〔結語〕実習指導者の感じる指導上の困難と効果的な指導では,カテゴリーの一致がみられ,これらを困難に対する対応策の提案につなげていきたい.