2018 年 33 巻 6 号 p. 897-900
〔目的〕Wall Squat(WS)をWall Squat Normal(WSN)かWall Squat Abnormal(WSA)に判定し,性差と整形外科的疾患の既往との関連を検討した.〔対象と方法〕対象は平均年齢21歳の108名とした.対象者のWSをWSNかWSAに判定し,性差と既往歴の有無との関連をχ2乗独立性の検定を用いて検討した.〔結果〕全対象者,既往歴あり者では,WSAは有意に女性に多かったが,既往歴なし者では有意な関連を認めなかった.〔結語〕WSAは性差に関連し,女性に多く, 下肢・体幹関節疾患の既往に関連している可能性が考えられた.今後, 疾患の障害予防における評価への応用が考えられた.