2018 年 33 巻 6 号 p. 997-1001
〔目的〕軽度~中等度の自覚的運動強度を基準としたホームエクササイズと外来リハビリテーション(外来リハ)が亜急性期皮膚筋炎患者の身体機能に与える効果を検証すること.〔対象と方法〕対象は皮膚筋炎を発症し,89日経過した50歳代の女性とした.外来リハ開始時,CPK値は43IU/Lであった.外来リハは,40分の理学療法を週1~2回,ホームエクササイズは週5~6回実施した.運動負荷量は修正Borg Scale で2~4「楽である~ややきつい」と設定した.〔結果〕3ヵ月間の本介入で,骨格筋量指標,膝関節伸展筋力,5回立ち座りテスト, 最大歩行速度に改善を認めた.〔結語〕軽度~中等度の自覚的運動強度に設定されたホームエクササイズと外来リハは, 亜急性期皮膚筋炎患者の身体機能を改善させうる可能性がある.