2019 年 34 巻 2 号 p. 169-172
〔目的〕肺年齢測定会がCOPD認知度へ与える影響を明らかにすること.〔対象と方法〕平成29年に開催された東京都主催のイベントに参加した930名を対象に,肺年齢測定とアンケート調査を実施.喫煙率の高かった男性参加者の基本属性,肺年齢および肺年齢差(肺年齢−実年齢),主症状,肺年齢測定実施経験,喫煙習慣の有無を比較・検討し,肺年齢測定実施前後でのCOPD認知の変化を調査した.〔結果〕肺年齢測定会の参加者は,96%がCOPDについて知ることができた.肺年齢が実年齢より16歳以上高い者は,16歳以下の者より現喫煙群が多く,息切れも強く,COPD認知度も高かった.〔結語〕一般市民のCOPD認知度向上に肺年齢測定会は有効であり,肺年齢測定を増やすことが重要である.