2021 年 36 巻 2 号 p. 213-220
〔目的〕臨床実習での装具療法の課題を抽出し,養成校での取り組みに活かすことを目的とした.〔対象と方法〕対象は1施設の理学療法士118名とした.調査内容は基本情報,下肢装具に関する指示のある養成校の割合,学生に不足する知識・技術,理学療法士の下肢装具の使用頻度,学生の下肢装具の見学・体験頻度,見学・体験機会が十分ではない原因等とした.〔結果〕学生の見学・体験機会は週1回未満が7割を超え,見学・体験機会が十分ではない原因は,対象症例不足と養成校からの指示不足が上位を占めた.下肢装具に関する指示のある養成校の割合は,わからないと0〜3割が多かった.〔結語〕養成校は依頼内容を具体的にする必要がある.