理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
脳卒中患者における発症時と発症後2週時の筋肉量変化に関する検討
小田桐 伶
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キーワード: 脳卒中, 急性期, 筋肉量
ジャーナル オープンアクセス

2023 年 38 巻 2 号 p. 135-139

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抄録

〔目的〕脳卒中者において発症時と発症後2週時の体組成を比較し,差をもたらした原因を考察することである.〔対象と方法〕急性期脳卒中患者33名を対象とした.Body Mass Index(BMI),体脂肪率,Skeletal Muscle Mass Index(SMI),体幹筋肉量,麻痺側上肢筋肉量,麻痺側下肢筋肉量,非麻痺側上肢筋肉量,非麻痺側下肢筋肉量を,発症3日以内の時点と発症後2週±2日の時点において測定して比較し,それぞれの効果量を算出した.〔結果〕発症から2週間経過すると,BMIは有意に減少するが,SMI,下肢筋肉量,体脂肪率には有意差は認めなかった.体幹と両上肢には有意な筋肉量低下が生じ,その効果量は大きく中等度~強度であった.〔結語〕脳卒中患者は発症から2週間経過すると,両上肢・体幹の筋肉量が低下しやすい.

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© 2023 by the Society of Physical Therapy Science

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