理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
股関節内転運動に伴う腹横筋の筋厚変化に股関節屈曲角度が与える影響
栗田 和典横川 正美間所 祥子田中 正二久保田 雅史三秋 泰一山崎 俊明
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2024 年 39 巻 1 号 p. 38-42

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抄録

〔目的〕股関節内転運動(内転運動)時の股関節屈曲角度の設定が,腹横筋の筋厚変化に与える影響を検討した.〔対象と方法〕健常男性20名を対象とし,背臥位で内転運動を実施した.運動は運動強度(安静,低強度,中強度)と股関節屈曲角度(0°,45°,90°)を組み合わせた9条件とし,超音波診断装置を用いて腹横筋,内腹斜筋,外腹斜筋の筋厚を測定した.〔結果〕内転運動時の腹横筋筋厚は,安静の90°よりも中強度の90°の時に有意な増大を認めた.低強度の条件間では90°が45°よりも有意に高値を示し,中強度では90°が0°,45°よりも有意に高い値を示した.〔結語〕内転運動時の腹横筋の筋厚は,股関節屈曲角度によって変化する.

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