理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
男子高校生サッカー選手における2年間の傷害調査
─鼠径部痛予防プログラム実施の有無が鼠径部痛に与える影響─
藤﨑 和希横山 大輝横山 雅人井波 敬三新井 清代佐藤 友彦小林 雅津良大谷 知浩
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ジャーナル オープンアクセス

2024 年 39 巻 2 号 p. 86-90

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抄録

〔目的〕男子高校サッカー選手におけるコペンハーゲンアダクションエクササイズ(CAE)が鼠径部痛の発生率,重症度に与える影響を調査すること.〔対象と方法〕205名(CAE実施群)と194名(CAE非実施群)を対象とした.鼠径部痛の傷害発生率(IR)は,1,000 player-hours(1,000 ph)の単位を用いた.重症度は,slight,minimal,mild,moderate,severeに分類した.〔結果〕IRはCAE実施群0.25/1,000 ph,CAE非実施群0.78/1,000 phで,リスク比は0.33であった.重症度は軽症,重症ともにCAE実施群とCAE非実施群で有意差を認めた.〔結語〕CAEの実施が,IRを30%低下させた.重症度では軽症,重症ともに低下させることが示唆された.

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