2025 年 40 巻 4 号 p. 159-164
〔目的〕本研究の目的は,通いの場の参加回数と関連性のある地域在住高齢者の特徴を明らかにすることである.〔対象と方法〕通いの場に参加する地域在住高齢者43名を対象とした.調査項目は基本属性,基本チェックリスト,主観的健康感,参加期間,外出回数,運動自己効力感,外出自己効力感,4ヵ月間の参加回数とした.〔結果〕2群間比較では,運動自己効力感で有意な差を認めた.相関分析では,参加回数と外出自己効力感に負の相関性を認めた.また,外出自己効力感は基本チェックリストと負の相関性,運動自己効力感や主観的健康感と正の相関性を認めた.〔結語〕通いの場の参加回数が高い地域在住高齢者の特徴として,運動自己効力感や外出自己効力感の低いことが観測された.