理学療法のための運動生理
Print ISSN : 0912-7100
パーキンソニズムにおける立ち直り反応
岩月 宏泰中條 茂伯
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1989 年 4 巻 2 号 p. 61-64

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抄録
パーキンソニズム7例に対して、直立時に抗重力筋へ振動刺激を与えた後の重心動揺距離を測定した。結果を以下に示す。(1)刺激停止後の重心動揺距離はパーキンソニズムと対照群の間で差がみられなかった。(2)振動停止後の振幅は健常群より小さかったが、安定するまでの時間は延長した。本研究の結果、本症の姿勢保持障害は、抹消感覚系の障害より大脳基底核を中心とする高次中枢に起因することが示唆された。
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