大学サッカー部員を対象に運動負荷試験を実施し、併せて競技中の心電図をチェックした。
1.練習中の心拍数変動については、運動と休息が適切に組み合わされたインターバルトレーニングが実施されており、強度としても適当であると考えられる。
2.試合中の心拍数は練習中よりも高値を示し、平均値よりさらに急激に上昇する場合が認められた。また、この上昇パターンはコンビネーションを中心とした練習中の上昇パターンに類似しており、その変動の幅を考えるとハイリスクであると考えられる。
3.変動様式については選手のポジションにより違いが認められた。
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