日本臨床外科医学会雑誌
Online ISSN : 2189-2075
Print ISSN : 0386-9776
ISSN-L : 0386-9776
早期胃癌を重複した尿膜管癌の1例
竹内 信道久保 章高橋 利通鈴木 良人
著者情報
キーワード: 尿膜管癌, 胃癌, 重複癌
ジャーナル フリー

1992 年 53 巻 1 号 p. 183-188

詳細
抄録
早期胃癌を重複した尿膜管癌症例を経験したので報告する.患者は80歳女性,肉眼的血尿を主訴に来院し,膀胱腫瘍の疑いで入院,膀胱頂部の腫瘍生検により腺癌が認められた.血中CEA値の上昇を認めたので消化管検索を施行した結果, IIa+IIc早期胃癌を発見し,当科において胃亜全摘術と膀胱部分切除術を行った.治癒切除であり血中CEA値も低下したが,術後約2カ月で尿膜管癌が再発しそれにともない血中CEA値も上昇した.
著者関連情報
© 日本臨床外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top