日本臨床外科医学会雑誌
Online ISSN : 2189-2075
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肺胸膜に子宮内膜症を認めた月経随伴性気胸
森脇 義弘新明 紘一郎細井 英雄北川 正明山口 孝治小尾 芳郎長堀 優小泉 泰裕清水 彰一郎西山 潔木村 雄二
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1992 年 53 巻 9 号 p. 2118-2124

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抄録
月経随伴性気胸(Catamenial pneumothorax)の3例を経験したので報告した.症例は40歳, 25歳, 33歳の女性で,いずれも病歴から月経随伴性気胸と診断し開胸手術を行った. 2例が右側, 1例が左側の気胸であった.全例,横隔膜には異常は認められず,肺胸膜に異常所見(2例に癒着, 1例にプレプ)を認め,組織学的に子宮内膜症が証明されている.本邦では,月経随伴性気胸の報告は50例あり,自験例を含めると53例となる.組織学的に子宮内膜症が証明されているのは25例であるが,このうち19例は横隔膜病変によるもので,肺胸膜に異常所見を認めたものは自験例を含めても6例である.
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