藤沢湘南台病院外科
藤沢湘南台病院病理部
1998 年 59 巻 12 号 p. 3163-3167
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症例は72歳男性.上腹部膨隆を主訴に近医受診.腹部CTにて腹腔内に嚢胞状を呈する腫瘤を認め,経皮的にドレナージ,エタノール注入療法を施行されるが治癒しなかった.当院入院時の腹部CTでは横行結腸に接する径約10cm大の嚢胞状腫瘍が認められたため,開腹手術を施行した.腫瘍は単胞性で横行結腸間膜に存在し,周囲への浸潤は認めなかった.病理組織学所見では上皮様平滑筋腫と診断された.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
日本臨床外科医学会雑誌
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