臨床血液
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パネルディスカッション2
白血病に対するBMTの将来
GVHDおよび免疫不全の制御に関する基礎的検討
今村 雅寛橋野 聡
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1991 年 32 巻 4 号 p. 372-375

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抄録
GVHDは胸腺および末梢における自己寛容誘導の障害によって起こる。種々のサイトカインも密接に関連しており,GVHDの病態を複雑なものにしている。従って,GVHDの制御のためには,どのサイトカインが最もGVHDと関連しているかを決定する必要がある。また,GVHD, 特に慢性型のそれは免疫不全と関係が深く,T細胞およびB細胞の機能異常による。サイトカインは免疫系を刺激し,免疫不全を回避させ得るが,一方ではGVHDも増強されると考える。サイトカインのもうひとつの側面として,造血系に及ぼす効果があるが,種々のサイトカインの動態およびそれらのレセプターの動態解析と免疫系・造血系におよぼす影響を検討することにより,効果的なGVHDと免疫不全の回避がなされるものと考える。
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© 1991 一般社団法人 日本血液学会
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