臨床血液
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症例報告
血漿中EBV-DNA量を経時的に測定したEBV陽性Hodgkinリンパ腫
内田 慧美本間 りこ五十嵐 愛子倉田 盛人今留 謙一大本 英次郎三浦 修新井 文子
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2012 年 53 巻 1 号 p. 87-91

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抄録
症例は58歳女性。持続する高熱とリンパ節腫大,Epstein-Barr Virus (EBV)抗体価異常から,慢性活動性EBV感染症を疑われ当科を紹介された。末梢血EBV-DNA量は血漿で1.8×104 copies/mlと高値を認めたが,同疾患では通常高値をしめす単核球中EBV-DNA量は3.4×101 copies/μg DNAと低値であった。頸部リンパ節生検で混合細胞型古典的Hodgkinリンパ腫と診断,Hodgkin細胞はEBV陽性,臨床病期は4期であった。COPP療法で臨床所見の改善と血中EBV-DNAの低下を認め2コース目からABVD療法に変更し1コースで血漿中EBV-DNAが陰性化,4コースで寛解を得た。EBV陽性Hodgkinリンパ腫では血漿中EBV-DNA量が病勢を反映すると欧米から報告されているが本邦の症例でも同様の可能性があり,その末梢血中の局在は診断に有用であると考えられた。
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© 2012 一般社団法人 日本血液学会
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