臨床血液
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症例報告
骨髄非破壊的同種骨髄移植後に長期寛解を維持している中枢神経浸潤を合併した再発Hodgkinリンパ腫
志村 華絵今井 陽一石山 みどり吉永 健太郎志関 雅幸森 直樹寺村 正尚泉二 登志子
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2012 年 53 巻 12 号 p. 1991-1996

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抄録
63歳女性。左頚部腫瘤で発症したHodgkinリンパ腫(混合細胞型,IB期)である。ABVD療法6コースにて寛解を得たのち,左頚部に再発した。局所放射線照射を行い同病変は消失したが,肺門部リンパ節に再発した。Dexa-MEAM療法2コース後,自家末梢血幹細胞移植を施行し全ての病変の消失を認めたが,2カ月後に肺門部リンパ節の腫脹,さらに意識障害と痙攣をきたし,positron emission tomographyにて両側前頭葉などに病変を認めた。脳病変が全脳照射により消失したことからfludarabine-melphalanを前処置としてHLA一致骨髄バンクドナーから骨髄非破壊的同種骨髄移植を行った。以後12カ月に渡り完全寛解を維持している。Hodgkinリンパ腫の自家移植後再発に対する標準療法は確立されておらず,貴重な症例と考えられた。
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© 2012 一般社団法人 日本血液学会
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