2022 年 28 巻 p. 325-330
札内川では,河道攪乱を目的とした置土が実施されている.置土は2019年に交互砂州の形成が顕著でない直線区間に設置され,置土実施後に実施した3回の中規模フラッシュ放流により下流域の河道の攪乱が生じたことが現地調査により確認された.本研究では,置土による2年間の河道攪乱と砂州の発達を明らかにするため,横断測量結果を用いた解析を試みた.その結果,置土地点の下流側で砂州の発達と河岸侵食が発生していることが明らかとなった.さらに,置土の効果を明らかにするために,置土の有無や設置場所による河道の応答の違いを数値計算で検討した.