河川技術論文集
Online ISSN : 2436-6714
竹が繁茂する堤防における竹の根の実態について
八木 裕人伊川 耕太長内 博昭高岸 智紘井上 宏基藤沼 修
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2023 年 29 巻 p. 185-190

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抄録

国土交通省下館河川事務所が管理する鬼怒川・小貝川では,近年,堤防への竹の侵入により,除草工事及び堤防点検・巡視への支障,竹の根が堤体機能へ及ぼす影響が懸念されている.

本調査では,堤防に侵入した竹の抑制等の対策を試みるとともに,竹が繁茂する堤防において堤体への影響を把握するため,竹の根の実態を確認し,堤体への影響を検討した.その結果,堤防に侵入した竹の根は,侵入源である高水敷側が最も多く,天端に近づくほど少なくなり,根の深さは40cm程度までで,堤体内部への影響は小さいことがわかった.また,堤防に繁茂する竹については,除草の回数を3回以上とすることで対処が可能であり,視認性が確保でき,竹を抑制する可能性もあることが考えられた.

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© 2023 土木学会
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