2023 年 29 巻 p. 293-298
IT技術の進展や我が国の人口減少等を背景として,i-Construcionの取り組みが進められている.河川管理の分野においても,省力化や自動化が課題となっている.このような中,降雨量や河川水位・流量等の水文量の予測技術は近年盛んに研究が進められているが,河床変動を対象とした事例は見当たらない.本研究では,河床変動に起因する問題への効果的・効率的な対策に資するため,計算に必要となる河道内の水位・流量をリアルタイムで取得し,河床地形の最新データを自動的に反映した平面二次元河床変動計算を行い,危険箇所の検知,アラートメール配信,およびGoogleマップへの表示までを一連で自動処理するシステムを開発した.