河川技術論文集
Online ISSN : 2436-6714
気候変動を踏まえた大阪府域における降雨分析について
福岡 将士石川 貴士平井 幹也田中 龍二松田 哲裕
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2025 年 31 巻 p. 325-330

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抄録

近年,気候変動の影響により,全国各地で水災害が激甚化,頻発化している.国の「気候変動を踏まえた治水計画のあり方 提言」では,雨域面積100km2以下の場合に降雨量変化倍率が高くなる可能性が示唆されている.流域面積が100km2以下の河川を多く管理する大阪府における将来の治水計画を検討するにあたり,令和5年12月に公表された「全国5kmメッシュアンサンブル気候予測データ」から大阪府域を抽出し,将来の降雨量変化倍率を算出した.これらの結果を元に,流出解析により河川流量に与える影響を評価するとともに,流域内の貯留が期待できる施設を調査し,それら施設の流量への低減効果を算出した.これらの検討より,今後大阪府が進める河川整備の方向性についてとりまとめを行った.

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