上智大学 (名誉教授)
2016 年 6 巻 1 号 p. 65-70
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
日本においては, ヒト細胞・組織の研究利用は, それ自体人間の尊厳に反するものであるという意見が根強い. だが, このような研究は人々の健康に奉仕するものであり, まさに人間の尊厳のためのものである. 他方, このような研究に直接適用される法律は現在存在していないのであり, 研究を適切に推進させて行くためには, われわれは, 死体解剖保存法, 臓器移植法などの法律を参照しながら具体的なルール作りを進めなければならない.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら