労働産業安全研究所
1974 年 13 巻 4 号 p. 235-241
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稼動中に破壊事故を起こしたフック8例を示したが,このうち5例はねじ部が,他の3例は危険断面が損傷したものである.ねじ部からの破損のうち4例は,工作欠陥から発生した疲れ破壊であったが,同時に標準設計寸法よりも径が小さく,疲れ強さに対する十分な配慮が欠けていた.また他の一例は明らかな設計ミスであった.いっぽう,危険断面の損傷例では,エ作時または使用中に作られたバリが起点となって発生したぜい性破壊であった.
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