富山大学工学部
1981 年 20 巻 5 号 p. 243-251
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昭和55年末から翌年の1月中旬にかけて北陸地方を襲った豪雪はこの地に大きい被害を与えた.この豪雪の規模とそれに対応した北陸の挙動に関する情報は,この種の自然災害の軽減化手段の発見に寄与するであろう. 本稿は北陸の一角に位置する富山県の豪雪体験記録であり,ここでは,本豪雪における降雪の特徴,交通運輸の動態,雪と戦う住民生活,降雪による送電系統の故障,各機関の実行した抗雪対策が紹介される.
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