安全工学
Online ISSN : 2424-0656
Print ISSN : 0570-4480
ISSN-L : 0570-4480
報文
弾動臼砲MkⅢDの操作の標準化と二,三の性質
弾動臼砲MkⅢDの性能と応用(Ⅱ)
大内博史,武井秀一,伊地知哲朗,田村昌三,吉田忠雄村永 浩太郎
著者情報
ジャーナル フリー

1983 年 22 巻 5 号 p. 277-283

詳細
抄録

先に比較的弱い爆発威力をもつ物質の爆発性評価に優れた性能をもつことを示したMkⅢD弾動臼砲 試験について,ガラス製試料容羅および銅製のスペーサー,ゴム栓などを使用する標準的試験方法を考案し,その方法をさまざまな爆発威力をもつ固体あるいは液体の化合物および酸化剤と可燃物の混合物に適 用した. その結果,この標準化法により実験精度が向上した,また,試料量と臼砲の振れ幅の間に償接的な関係があることがわかった.さらに,こめものの種類によって弾動臼砲値Bが変化することや,不活性物質による希釈の影響などに関する知見が得られた.

著者関連情報
© 1983 特定非営利活動法人 安全工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top