安全工学
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総説
地球的規模の環境問題とクロロフルオロカーボン
指宿 尭嗣
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1988 年 27 巻 2 号 p. 64-69

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抄録

成層圏オゾン層の枯渇問題に関連して,昨年,クロロフルオロカーボン(フロン)の生産量・消費量の国際的な規制(モントリオール議定書)が合意されたが,その日常生活,産業活動に与える影響は決して小さいものとはいえない.ここでは,①成層圏での化学反応とオゾン層の形成,②フロンが対流圏では非常に安定で放出された大部分が成層圏に移入していくことにより,成層圏オゾン濃度がなぜ減少すると考えられるのか,③南極のオゾンホール現象は地球的規模でのオゾン濃度減少の前兆なのか,④地球の温暖化に対するフロンの寄与,などについて現在までの研究状況を紹介した.また,フロン規制に対応して今後,必要となるフロンの回収,再利用技術やフロン代替物質の開発動向について述べた.

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© 1988 特定非営利活動法人 安全工学会
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