1991 年 30 巻 4 号 p. 232-238
比較的暖い地方にある鉄筋コンクリート製アパートの地下室の壁からコンクリート試験片を採取し,一軸圧縮を行い中性化コンクリート中に発生するAEの一般性と特殊性について検討した。 その結果,材齢37年のコンクリートで空気に接している部分は最大30mm,最小2mmの中性化が 進んでいた.また,伝播するAEの卓越周波数は距離と共に変化しなだらかな波形になること,さらに中性化部では、載荷初期でAEが発生するとともに,中性化部と健全部との境界で比較的大きな振幅のAEが発生した.