エチレンー空気混合ガスにおける215kHzの超音波の基本的な減衰特性を調べ,超音波送受波器を組み込んだ実証的なエチレンガス濃度検出セルを構成した、エチレンガス濃度と超音波の受信音圧との関係を調べた結果,空気に比較し,エチレンガス濃度の増加に従い超音波が比較的大きな減衰特性を示すことがわかった,特に,エチレンガス濃度がO~20%の範囲で受信音圧が著しく減少し,高濃度側でぽぽ一定となる固有の変化傾向が確認され,この特性を利用したエチレンガス濃度モニタの可能性を示した・また,温度および加湿などの影響についても明らかにした.