神戸大学工学部計測工学科
1992 年 31 巻 1 号 p. 22-27
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酸性雨による建物被害の観点から,ここでは神戸大学六甲台キャンパス内建物のコンクリートつららの調査と分析を行った.その結果,つららの発生は学部建物間の差異,コンクリート材質性能や建設過程の差異に最も大きく関係し,つぎに築後!0~30年の建物で,東または南に面して多く,その原因の1 つは当地夏季での海風やSO、などの大気汚染状況に依存している,つまり酸性物質濃度以外に雨量および気温の変動に関係していると思われた.
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