岡山大学工学部機械工学科
1992 年 31 巻 6 号 p. 388-393
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安全解析は役に立つのかという観点から,問題点を明らかにし,その対応を検討した.最初に,安全解析の歴史と主要な手法を概観した.つぎに,生産技術の重要性を述べ,安全解析は生産技術と密接な関係のあることを示した.安全解析のアプローチとしては,アメリカ,ヨーロッパのトップダウン型,そして改善による日本のボトムアップ型の2種類があることを指摘し,その特性を明らかにした.役に立つ安全解析を確立するために,この両者を融合した階層型安全解析を提案し,一つの解を示した.
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