中央大学理工学部管理工学科
1993 年 32 巻 1 号 p. 17-20
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FMEAのシステム故障確率を評価する際の評点法の一つであるRPN(リスク優先数)法は,評価項目の評点の積の大小により対策優先度を決めているが,積をそのまま改善効果の評価に使うことは尺度的に問題がある.この論文は,評点を!0のべき数により,オーダとして見積り,積の代わりに和をとる方法を提案したものである・FMECAの致命度評価モデルと対策のコスト有効性を考慮した有効度モデルの二つの定量モデルを基礎に,RPN法の問題点とこの方法の特徴を示した.
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