安全工学
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総説
より一層の滑走路上の安全を目指して
羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会「中間取りまとめ」の考え方
小松原 明哲
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2025 年 64 巻 3 号 p. 166-172

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抄録

2024 年 1 月 2 日 17 時 47 分頃 , 東京国際空港 ( 羽田空港 )C 滑走路上において , 滑走路に誤進入した と思われる海上保安庁機と日本航空機が衝突し , 海上保安庁機の乗員 5 名が死亡し ,1 名が重傷を負う大 変痛ましい事故が発生した . この事故の重大性を鑑み , 国土交通省は , 滑走路上における航空機や地上走 行車両の衝突防止のための , さらなる安全対策を検討するための会議体として , 「羽田空港航空機衝突事 故対策検討委員会」を設置した . この委員会は , 人・運用・技術に関わる安全対策をリスクの考え方に基 づき複合的に検討し , 「中間取りまとめ」を 2024 年 6 月に提示した . 本稿ではこれら対策導出の背景にあ る考え方について解説する .

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