理学療法さが
Online ISSN : 2424-2438
Print ISSN : 2188-9325
ISSN-L : 2188-9325
原著
若手理学療法士の苦手としている臨床能力 及び学びたい臨床能力の調査
―主観的評価表を用いて―
徳永 剛今井 孝樹流合 慶多
著者情報
ジャーナル フリー

2020 年 6 巻 1 号 p. 7-13

詳細
抄録

[目的]教育を充実させた方が良い項目を特定する目的で臨床能力の主観的評価を実施した。[対象]臨床経験 3年未満の理学療法士50名とした(総合病院32名,整形外科,クリニック 7名,脳血管障害中心の回復期施設 5名)。[方法]①臨床評価能力と②臨床技術において主観的評価表を用いて各項目を点数化した。①臨床評価能力,②臨床技術のそれぞれの項目間を多重比較で比較した。また①臨床評価能力と②臨床技術の項目の中で,今後学びたい,勉強会に参加したい項目について複数回答で調査し,項目ごとに百分率にて算出した。[結果]多重比較では,①臨床評価能力は,姿勢・動作観察及び統合と解釈が他項目と比べ有意に低値であった。②臨床技術は,特殊テクニックが他項目と比べ有意に低値であった。今後学びたい,勉強会に参加したい項目は姿勢・動作観察及び分析が95.1%であった。[結語]臨床経験3年未満の理学療法士は姿勢・動作観察及び分析の自己評価が低く,苦手で学びたいと感じていることが明らかになった。

著者関連情報
© 2020 公益社団法人 佐賀県理学療法士会

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top