顔画像認証と筆圧によるバイオメトリクス認証システムの開発

抄録

　現在、社会では情報産業の発展が著しく従来の個人認証の主流とされるクレジットカードと暗証番号とを組み合わせた方法であるが、偽造や情報が漏れる事が問題となっている。その中で現在注目されているのが、バイオメトリクスを用いた認証方法である。その際、問題となるのが経年劣化や認証状況によって認証率が変化することである。　そこで、顔画像と筆圧認証を組み合わせて使うことでより精度の良い認証が期待される。本論文では顔画像認証と電子ペンによる筆圧認証のハイブリット化について検証する。