システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第49回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: 2C2-1
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ロバスト可解問題に対する効率的なランダマイズドアルゴリズム
*和田 孝之藤崎 泰正
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抄録
ロバスト制御系の設計問題は,一般に,すべての不確かさについて制約条件を満たす解を求めるロバスト可解問題に帰着され,計算複雑さはNP困難なクラスに属している.そこで,厳密な解ではなく,殆どすべての不確かさについて制約条件を満たすような確率的な解を多項式時間で求めるランダマイズドアルゴリズムが提案されている.このアルゴリズムは,不確かさのランダムサンプルに基づく反復解法であり,不確かさを1つサンプルするごとに,対応する制約条件に基づいて解を更新することを繰り返す.このとき,ロバスト制御系の設計問題でしばしばあらわれるように,制約条件が複数の行列不等式よりなる場合には,それらを個別に扱うことにより,同じ不確かさに対して複数回,解を更新できる可能性がある.これを利用すれば,従来の複数の制約条件をまとめて扱う場合よりも,収束が速くなることが期待できる.本発表では数値例を通して,この提案の有効性を具体的に示している.
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© 2005 システム制御情報学会
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