システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第50回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: 5T2-5
会議情報

公平性を考慮した不確実性下における公的年金の最適計画の提案
*番匠 大輔田村 坦之村田 忠彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
現在の日本の公的年金制度は、負担と給付の比率が世代によって大きく異なる。そのため世代間格差が発生し、不公平感が広がっている。そこで本稿では、実質生涯収支相当の原則に基づいた公的年金制度の最適計画手法について提案し、提案手法の持続可能性について検討する。提案制度は、不確実性下においても公平性と財政の健全性を長期にわたって維持することができる頑健な制度である。特に人口の不確実性に対する提案手法の頑健性は、人口減少社会において有用である。
著者関連情報
© 2006 システム制御情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top