システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第50回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: 2F4-4
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部分空間同定法による楽器音合成
*佐藤 健治永原 正章山本 裕
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抄録
楽器音をコンピュータで合成する手法として,PCM方式がある.これは,実際の楽器音を録音し,ディジタルデータとして記憶する方式である.この方式では,実際の楽器音に非常に近い音が得られるが,非常に多くのメモリを必要とする.そこで,本研究では,部分空間同定法を用いて,ノイズを含む楽器音から音の発生システムを同定することを提案する.提案手法により,従来のPCM音源よりもはるかに少ないメモリで楽器音合成が可能であることを示す.
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© 2006 システム制御情報学会
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