むだ時間を含むWiener systemの部分空間法を用いた同定とその鎮静・筋弛緩モデルの同定への応用

楠戸 省吾; 沢口 義人; 古谷 栄光; 荒木 光彦

doi:10.11509/sci.SCI07.0.251.0

第51回システム制御情報学会研究発表講演会

セッションID: 3F1-1

DOI https://doi.org/10.11509/sci.SCI07.0.251.0

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主催: システム制御情報学会

むだ時間を含むWiener systemの部分空間法を用いた同定とその鎮静・筋弛緩モデルの同定への応用

*楠戸省吾, 沢口義人, 古谷栄光, 荒木光彦

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キーワード: 部分空間同定法, ウィナーシステム, むだ時間, 多変数入出力, 鎮静, 筋弛緩

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抄録

薬剤に対する生体の反応はむだ時間を含むWiener systemとして表されることが多いが，このようなシステム同定の研究はあまりなされてこなかった．本研究では，このようなシステムの部分空間法を用いた同定法を提案する．これはMOESP 法を用いてむだ時間と線形部分を順に同定し，その後非線形部分を最小2乗法で同定するという方法である．またこれを，入力が麻酔薬と筋弛緩薬，出力が鎮静度と筋弛緩度の鎮静・筋弛緩モデルの同定に応用した結果を示す．

責任著者(Corresponding author)

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