主催: システム制御情報学会
連結非線形振動子による引き込み現象が注目されている。一方、ニューラルオシレータと呼ばれる神経を模した振動子をロボットの歩行等の各種応用に用いる研究が盛んである。そういった歩行に関する研究は複数の振動子を連結する事が多い。そこで、本研究は更なるニューラルオシレータの発展に向けて、ニューラルオシレータを連結する事によって起きる様々な現象についての基礎的な検討を行う。具体的には、ニューラルオシレータを二つ連結し、その連結ニューラルオシレータが描くリミットサイクルの周期と、ポアンカレ写像の固有値に注目し基礎的な検討を行う。