システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
第53回システム制御情報学会研究発表講演会
セッションID: gs03
会議情報

統計的回帰線形化法における剰余項の扱いに関する一手法
*平野 剛*堀尾 誠*森本 滋郎*吉田 知司*篠原 靖典*田渕 敏明
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
確率非線形システムの状態推定にカルマンフィルタを用いる場合,対象システムの線形化が必要になる.この線形化に関し,最近,統計的回帰線形化法(SLR法)が注目されている.しかし,SLR法といえども,得られる推定精度は線形化の際の剰余項の大小に依存する.本報告では,この剰余項をランダムウォークでモデル化して状態ベクトルに組み込む場合と,観測雑音の一部として扱う場合の2つについて,数値実験により比較検討が行われる.
著者関連情報
© 2009 システム制御情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top