Strength and Conditioning Journal Japan
Online ISSN : 2759-0674
Print ISSN : 1883-4140
全米大学運動選手協会(NAIA)女子バスケットボール選手のための「マイクロドージング」によるプログラム作成を用いたシーズン中のトレーニングモデル
Ian J. BonderAndrew L. Shim
著者情報
ジャーナル 認証あり

2025 年 32 巻 2 号 p. 61-76

詳細
抄録

バスケットボールは間欠的な性質を有するスポーツであり、優れたパフォーマンスを発揮するには、十分なレベルの筋力とパワーが必要である。レベルの高いパフォーマンスを達成するためには、ジャンプ/反復ジャンプ能力、スプリント/反復スプリント能力、方向転換/アジリティ、ならびにバスケットボール特異的なスキルに熟達しなければならない。全米大学運動選手協会(NAIA)に所属する女子バスケットボールチームの「シーズン中」の期間は、年間計画の6ヵ月以上を占め、1年を通じて最も長く連続したトレーニング「ブロック」となる。しかし、練習、スキル強化、およびトレーニングに割り当てられる時間は1日3時間しかない。試合や移動、学業もあるため、トレーニングに使える時間は限られるであろう。そこで本稿では、筋力とパワーの向上を目的として、マイクロドージングによるプログラム作成法を用いた、時間効率の良いシーズン中のトレーニング計画を提示する。筋力とパワーが向上すると、それを基盤として、バスケットボールの優れたパフォーマンスと、傷害リスクの低減をもたらす特性が強化される。加えて、各選手の日ごとの疲労をモニタリングする方法も提示する。

著者関連情報
© 2025 NSCAジャパン
前の記事 次の記事
feedback
Top